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WienとWeinとElisabeth♪


ウィーン料理のお店『葡萄舎』まねの神戸からの手紙 コメントを残してくださると嬉しいです♪
by budouya-mane
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Sturm/シュトゥルムの季節♪・・・葡萄舎でも・・・

Sturm/シュトゥルムの季節♪・・・葡萄舎でも・・・_f0101554_930228.jpg9月中旬から新酒が出る11月11日の少し前位までの2ヶ月弱、ウィーンではSturm/シュトゥルムが飲める季節です。
【Sturm/シュトゥルム】とは、発酵途中のまだ少し甘い濁りワインのこと。
初めてウィーンに行った時、たまたま10月で、たまたま屋台で買って飲んだのが「シュトゥルム」だったんです。「シュトゥルム」という言葉も存在も知らない時に飲んで、「何?!このワインは!」と言葉にならない驚きでした。
「フルーティー」なんて言葉では片付けられない、ワインが確かに葡萄で出来てるんだ、とまさに実感させられる味、香りでした。
その時飲んだのは赤のシュトゥルムだったんですが・・・珍しいらしいですね。
Sturm/シュトゥルムの季節♪・・・葡萄舎でも・・・_f0101554_954940.jpg
後になって写真を見ると、「SchilcherSturm/シルヒャーシュトゥルム」とテントに書いてありました。「schilcher/シルヒャー」はシュタイヤーマルク州でしか作られていない野生種の葡萄品種で、特に「シルヒャーのロゼ」は有名です。
そういえば、お店にフランス人のお客様が来られた折にシルヒャーのロゼワインを出したら、とても絶賛されてました。


葡萄は収穫されるとまず、most/モストという葡萄ジュースになります。
それを、発酵させてheurige/ホイリゲ・・・つまり新酒になる訳ですがこの、発酵途中を飲んでしまうんですね(^^ゞ
シュトゥルムは発酵を止めてないので、飲んだ場所や状況により味は結構変わります。
少しシュワシュワしてる事もあります。暖かい所に置いておいたり、激しく揺らすと発酵はどんどん進んでしまうので、要注意です。
だから、長距離の輸送には向いてなく、飛行機で運ぶなんて絶対に無理なんですね。市内に葡萄畑があるウィーンだからこそ、飲めるワイン。。。
Sturm/シュトゥルムの季節♪・・・葡萄舎でも・・・_f0101554_10133219.jpgでも、喜んで下さい!日本でシュトゥルムが飲めたらなぁという思いを形にしてくれたワイナリーがあるんです。
長野県の小布施ワイナリーさん。ここでは数年前から毎年「ホイリゲシュトゥルム」という濁りワインを作っていて、そのお味は・・・本当にウィーンで飲んだシュトゥルムに近く、とてもフレッシュな葡萄の香りが広がります。生産量が少なく知る人ぞ知る幻のワイン状態で、あっという間に売り切れてしまいます。
葡萄舎でも、なんとかみんなに飲んでもらいたくて、少しですがわけて頂きました。
日本でウィーンの秋の風物詩を楽しんでみませんか?
発酵途中の濁りワインを飲みながら、heurige/ホイリゲが解禁になるのを待ちましょう(^^♪

シュトゥルム(白・赤)  1/4L(250ml・フィアテルといいます) ¥1400
               ホイリゲジョッキで飲んで下さいませ♪

               750ml ボトル               ¥3800

【Heurige/ホイリゲの入荷は解禁日の11/11(土)です!お楽しみに】
by budouya-mane | 2006-10-13 10:17 | ◆葡萄舎◆

リンク

Heurige 葡萄舎
神戸市中央区下山手通1-5-3
ひがしもん異人館2F
TEL 078-321-7638
17:00~24:00(LO 23:00)
定休日:日曜日

葡萄舎まねのホイリゲ日記
「ぐるなび」で始めたお店のブログです。こちらも是非遊びに来て下さいね。

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